女性医師による診療も行っております。
効果が高いと言われるエキシマ光線療法は保険診療で受けられます。
皮膚科での診療について
皮膚は人体で一番大きな臓器です。体表面を覆っているだけではなく、内臓を守ったり体温を調整したりする機能を持っており、非常に重要な役割を担っています。また、体内の水分を保つのも、皮膚の重要な役割の一つです。
皮膚の疾患は目で見て発見しやすいという特徴がある一方で、日常的な虫刺されとの区別がつかず、放置してしまうケースも少なくありません。例えば、初期症状が出た段階でご来院いただければ悪化させずに済んだのに、放置して掻きむしってしまった結果、全身に発疹ができてしまったということがあります。また、水虫を放置していたことでかぶれてしまい、まずはそのかぶれを抑えてからでないと水虫の治療ができないといったケースもあります。
当院は、正確な診断をした上で適切な治療をすることを大切にしていますので、何かよくわからない症状が出てきた時は、まずは早めにご相談にいらしてください。
皮膚科でできること
皮膚科では、水虫などの真菌感染を疑った場合、症状の外見だけから診断するのではなく、必要に応じて顕微鏡検査を行い、患部に真菌がいるのかどうかをきちんと確かめた上で治療を進めていきます。
また、ただお薬を出すだけでなく、例えば塗り薬についての使用方法についてもきちんと指導しております。お薬の使用方法や量は人によってそれぞれ違っており、場合によってはそれが原因でなかなか治らないということもあります。正しい量を、正しいタイミングと方法で使用することで、より早く治すことが可能です。
なお、市販のお薬には抗ヒスタミン剤やメンソール、麻酔成分が入っていることがあり、それらが原因で新たな湿疹が発生してしまうこともあります。皮膚のことで気になる症状がありましたら、早く治すためにも皮膚科へご相談いただくのがお勧めです。
患者さんとのコミュニケーションを大切に
適切な治療を行うためには、まず正確に診断をする必要があります。皮膚の状態を見れば診断できる病気や症状もありますが、すべてがそうであるとは限りません。そのため、患者さんが最近どのようなお薬を飲んだか、どこへ行ったかなど、何気ない会話の中からヒントを得て、より正確な診断へと繋げていく必要があります。
最初は特に変わったことはしていないと仰っていた患者さんも、いろいろと話していくと、実は調子が悪くて風邪薬を飲んだ、ちょっと山奥に出かけたといったことを思い出すケースもあります。そのため当院では、じっくりと患者さんとコミュニケーションを取り、きちんと原因を把握するようにしています。
エキシマ光線療法について
皮膚の治療の中には、紫外線の免疫抑制作用を利用するものもあります。これを「光線療法」と呼んでおり、エキシマ光線療法では、その中でもさらに効果が高いと言われる波長の短い紫外線を照射します。これによって、今までは治療が難しかったケースにおいても、高い効果が期待できます。
エキシマ光線療法が有効な疾患(一例)
上記の疾患においては、保険診療でエキシマ光線療法を受けていただくことができます。
女性医師もおります
当院は女性医師も在籍しておりますので、女性患者さんで女性医師による診療をご希望される方は、来院時にその旨をお伝えください。
※診療時間によっては対応できないことがあります。
他の医院で治療を受けているが、なかなか治らない方へ
既に他の皮膚科で治療を受けているが、あまり症状が改善しない方は、セカンドオピニオンとして当院の診察を受けてみませんか。当院に限らず、違う医師が診ることで、意外な原因が明らかになることは少なくありません。不安なまま治療を続けるのではなく、安心材料の一つとして、ぜひ当院をご利用いただければと思います。